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ダイヤモンドプリンセス号のメモ

着岸検疫を行ったクルーズ船「ダイヤモンド・ プリンセス号」について

 

令和2年2月3日に横浜港に到着した。

1月25日に香港で降りた人が、1月23日から咳をして、1月30日に発熱、2月1日に新型コロナの陽性とわかる。

 

そのため、2月3日に横浜港に到着したが、下船を認めなかった。

2月5日の朝以降、乗客全員を自室で待機、症状が出ている人およびその濃厚接触者に対し検査を行う。陽性が出たため、ここから14日間の検疫。

 

乗客については、症状が出た人は下船して病院、隔離。

その濃厚接触者は検査して陽性となったら、下船して病院、隔離。陰性だった場合は、船内にて濃厚接触者との最終接触日から14日間隔離。

 

乗員については、症状がない状態で勤務中の乗員に対しても、

業務中は必ずマスクと手袋を着用する、

手指をアルコール消毒する手指衛生を行う、

食事を離れてとる、

船内の乗員の各居室への消毒用アルコールの設置など

衛生環境の整備を行うことなどを徹底

 

乗客は隔離することができたが、乗員は一部仕事のために隔離することが完全にはできなかった。

 

ダイヤモンドプリンセス号

3,711人(乗員1,045人、乗客2,666人)

 

当初は、症状が出た人とその濃厚接触者に検査。

その後、全員に対して検査。

 

PCR検査陽性者は712人

3711人全体の19%

(そのうち、無症状病原体保有者は331人、約47%となり半数近い)

 

入院後に有症状となった者は無症状病原体保有者数から除いてある

 

入院した者659名

そのうち有症状364名、無症状295名(無症状者は約45%)

ただし、チャーター便で帰国した者を除く

=死亡13名+入院659名の合計と上記陽性者と数が合わないのはチャーター便帰国者(40名)含むためか。

 

一時期、重症となったが軽症となり退院となったものは37名

軽症のまま終わった人は、327名

軽症+無症状は、327+295=622名ということになる。

659名中622名なので、94%が軽症もしくは無症状

 

ダイヤモンドプリンセス号のような閉鎖空間で、当初、ゾーニングが不十分と指摘されていたが、入院した人は659名で、そのうち、無症状と軽症が94%を占める。

 

死亡は13名

3711名中13名なので、0.35%

 

重症となった人は、3711名中37名なので、0.99%となり、約1%が重症までなってしまい、その後退院。

 

ダイヤモンドプリンセス号、3,711人中、陽性と出た人は、約2割の712人。

そのうち、チャーター便で帰国した人(40人)以外で、入院した人は、659名

659名→無症状295名、軽症者327名、重症までなった人37名

死亡者13名

 

これからみると、ダイヤモンドプリンセス号のような場所の事例では、約2割が感染して、死亡までいったのは、0.3%、重症までと考えるなら1.3%だったということ。

 

陽性と出た人の中でみれば、712人のうちの死亡が13名だから致死率(?)は、1.8%という考えになるのだろうか。