FPの実践ブログ

スマホでの少額から始める投資(ワンタップバイ)、新しい技術(仮想通貨)、新しい製品、ドローンなど好奇心の赴くままを書きます。Amazonなどのプロモーション記事が含まれます

このブログにはプロモーションが含まれています。

S&P500のETFを買うつもりが迷っている間に、反転していた

アメリカの株式市場は、なぜずるずる落ちているのか

 

f:id:rumimarusr:20180914022516j:image

 アメリカ芙蓉の花。

 

アメリカ株への挑戦をワンタップバイで行っているという実況中継的ブログです。

 

2018年12月当時の記録用です。あとから振り返るとおもしろいだろうなという気持ちですね。

 

昨日、12月10日、夜11時30分頃から、アメリカの株式市場がどのような感じなのかみていたのです。

 

下がりそうならETFを買っておこうかなと思いまして。

しかし、人間、あまりにも下げがきついと、バーゲンだわ!と思うどころか心配になってしまうのですね。

 

私がチェックしているうちにずるずると下げてしまって、この数字までは落ちないだろうと思っていた数字もあっさりと落ちてしまいました。

 

ダウも一時は、500を超える落ちっぷりで、このまま、ブラックマンデー?とさえ、思いましたよ。

 

そうなると、かえって足がすくんで、というか、私の場合は、ワンタップバイなので、スマホを操作する指が止まるというのか。

 

もっと下がってしまうのではないかと思っていました。

 

私の年代ですと、ブラックマンデーやら、アジア通貨危機やら、リーマンショックやら、下げ局面をどうしても思い出してしまいます。

 

その点、最近、投資を始めた人、株取引をやり始めた人(昨年の仮想通貨のブームがきっかけという人もいるのかも)は、そのような感覚はないのでしょうね。

 

個別株を見ていたら、ハイテク株というのでしょうか、テクノロジー株というのでしょうか、アップルにしろ何にしろ、ずるずる下げています。

 

もっと下がるよ、もっと下がるよと思って、一旦、画面を閉じました。

 

少したってからみたら、あっさり反転しましたよ。結局、アップルの株価はほんのちょっぴりですが、先週末より上がって終了です。

 

あまりにも売りばかりでずるずると下げると、今度は、「買い」のシグナルが出るのですね。

 

そのあたりは、報道で知っていますよね。

 

NY株、4日ぶり反発=急落後の値頃感で買い戻し:時事ドットコム

 

これくらい下がった時こそ、あのぐっと下がった瞬間、アップルなどハイテク株を買っておけばよかったなと、今となっては惜しい気持ちです。しかし、底なし沼に入っていく気分になってしまって。

 

終わってみれば、長い下ヒゲということで、底なしではなく、底入れかと思うような形で引けました。それにしても、この不安定な動きは何なのでしょうか。

 

EU離脱案の議会採決を延期すると発表したことも、不安定要素なのでしょうか。

 

昔は、日米貿易摩擦といわれたのに、今は中国です。

 

米中貿易摩擦が激化するから、という理由もあるのかもしれません。それによっていちいち反応といった状態です。

 

ISMや消費者信頼感指数など統計的にはそれほど悪いと思わないのに 

それとマクロの考え方と違うのかが未だに、疑問です。

 

景気をみるための先行指標として、ISMの指数(米供給管理協会Institute for Supply Management)があります。この数字を追っていくと、景気転換の先行指標になるとして、見ておくべき数字と聞いていました。

 

製造業約350社の仕入れ担当にアンケート調査を実施して発表ということですから、アバウトなのかもしれないけれど、この数字を追っているといいと聞きました。

 

50を下回らないかどうかが肝心ですが、その数字もまだ良い状況です。 

 

8月は61.3、9月は 59.8、10月は 57.7、11月は 59.3

 このような数字です。50は超えています。

 

ISMには非製造業景況指数(総合)もありますので、そちらも見てみました。

 

非製造業の約370社へのアンケート調査です。景気動向指数としてこれまたチェックです。

 

アメリカはサービス産業が比較的多いので、これも重要性の高い指標です。

 

8月は58.5、9月は 61.6 、10月は60.3、11月は 60.7

 

これも、悪い数字ではないと思います。9月はいいですね。

 

アメリカのGDPの7割が消費が占めると言われていますから、個人消費はカギをにぎるポイントだと思います。

 

 

消費者信頼感指数(コンファレンスボード)もチェックしておくべき数字と聞いていましたが、それも悪い数字には思えないのです。

 

私の個人的な意見としては、それほど重要視されていないみたいなこの消費者信頼感指数はけっこう大事だと思うんですよね。

 

8月は133.4、9月は 138.4、10月は137.9、11月は135.7で、まぁヨコヨコというのか、下がっていると言われれば、そうかもしれませんが。どんと下向きというわけでもないですね。

 

2018年9月なんかは、138.4ですからね。滅多にないような数字じゃないかと思います。

 

それからみると、2014年は、100行かない月ばかりだったのに。

これぞ、右肩上がり?

 

これが下がり始めたら、消費大国アメリカゆえに、気をつけないといけないと思うのは、わかります。

  

アメリカでは12月は、損失を確定させて、その損失分を損として節税のためにとするので、1月にまた上がると聞いていましたが、損失を確定させる動きもあるのでしょうか。

 

景気後退、来るぞ来るぞといわれて、来年、2019年は景気減速へと向かうと予想している人が多いですが、12月から始まりなのかちょっと疑問なのです。

 

やはり株取引は心理面の影響もあるのでしょう。米中貿易戦争が長期化していきそうな感じがすること、イギリスのEU離脱問題もぐずぐずしていますし、世界的な景気減速が懸念されている中、なかなか買いに回れないものです。

 

そういえば、逆イールドカーブのことも言われていましたね。

 

さて、私は2018年9月からアメリカ株の少額積立を始めたのですが、時期は良かったのか、悪かったのか?

 

 もうこうなったら、少額を淡々と買い続けて、「ドルコスト平均法」のお手本のようにならないといけませんね(しかし、途中で、ひるみそうだけど)。

 

「淡々と」を来年の目標といたします。