まだまだ世の中ではマイナーな存在の仮想通貨、そして取引所
仮想通貨の値段が落ちてきていますよね。
先日も書いたように、私なんかは、仕込んだ金額が半額くらいの値段に下がって含み損です。だから、大金を注ぎ込んではいけないですよ。私みたいに半額になったらどうするのよ!
前回、書いた仮想通貨のブログ記事
ブログには、記録として(記憶のためでもあるが)7月10日、11日と主な仮想通貨は軒並み暴落、と書いておこうと思います。マイナス40%もの、ダウンというコインもありました、と。
株なら、ある程度の指標がありますよね。これは安く叩かれすぎだとか、割安株だとかの目安的なものがあります(PBR、PER、REOなどなど)。また、株の世界の格言(?)みたいな言葉や戒めがあります。政治的な動向だとか、北朝鮮ミサイル問題、アメリカの経済指標だとか何かしら理由がありますが、仮想通貨では私の場合、それらが「見えません」。いきなり突然、下がっています。マイナス10%以上もいきなりどーんと動く世界。FXが得意な人なら、この値動きが分かるのかしら?
で、こちらの記事、サンケイビズの記事ですが、
ビットコイン高騰一転、失速 「分裂問題」が重荷 30万円割れ続く - ITmedia NEWS
投資家がビットコインの取引を減らし、「イーサリアム」や「リップル」など他の仮想通貨に乗り換える動きが目立っている
ここの記事にも書いてあるように、私もビットコインから、イーサリアムやリップルに一時避難して資金が行くと思ったので、今回参入し、6月に買ったのですが、この記事に書いてあるようには行かず、ビットコインだけでなく、イーサリアムもリップルもその他もろもろ仮想通貨が値を下げています。
みんな一緒に値を下げています。ライトコインくらいでしょうか、まだまし、なのは。
仮想通貨、バーゲンセール中!と思うしかありません。
しかし、分裂問題だけで、仮想通貨全体がこんなに下がるものなのでしょうかね?何か、ほかの理由があるのではないかと勘ぐっております。なにか「思惑」があってのウリもあるのではないかと。分裂問題だけなら、個人は握力強そうなのに。。。
それにしてもこのボラティリティの大きさをみますと、反転し始めたら、これまた、急速に値が上がりそうで、それもそれで怖いですねぇ。
さて、今年は仮想通貨の取引所業務を行う企業が増えているのだそうです。
既存の取引所もうかうかしていられない、といったところでしょう。大手企業が参入となると、今までの株の取引をしていたとか、FXで利用していたという人たちが仮想通貨の取引を始めるとなったら、やはり慣れたところを使う可能性は高いかと思います。
大手企業で仮想通貨の取引所に参入を予定しているのは、GMOインターネットグループやSBI証券があります。
仮想通貨交換業は、金融庁・財務局の登録を受けた登録業者でなければ行うことができないことになっています。
登録業者については、金融庁のサイトで確認できますが、平成29年6月30日現在では、登録業者はありません、となっています。
(こちらのページの下のほうにPDFがあります)。
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf
取引所はあるのに、なんで登録業者がないのか?と思いますよね。平成29年3月31日以前から仮想通貨交換業を行っていた事業者は、登録猶予期間があるからなのですね。
平成29年9月30日まで登録猶予期間が設けられているから、登録がない場合であっても事業を継続することができます。ただし、登録猶予期間中だとしても、改正資金決済法上の規制は受けることになります。
日本経済新聞の平成29年5月2日付け記事によると、10社以上が参入する予定になっています。
仮想通貨、運用しやすく SBIなど10社超が参入 :日本経済新聞
ビットコインをはじめとする仮想通貨の取引事業にSBIホールディングスなど10社超が参入する。価格変動が大きいリスクはあるが、投資対象として一定の需要があると判断した。購入時の消費税が7月から不要になり、法改正で事業者の登録制が導入され取引の信頼性も向上する見通しだ。
SBIホールディングスのニュースリリースでも昨年10月27日に発表していました(設立は11月1日付)。
仮想通貨の交換および取引サービスを提供するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社設立のお知らせ(SBIホールディングス)|ニュースリリース|SBIホールディングス
SBIバーチャル・カレンシーズは、サイトをオープンしていますね。
SBIバーチャル・カレンシーズ|仮想通貨ならSBIバーチャル・カレンシーズ
参入することは会社のサイトのプレスリリースにて発表しています。
GMOについても、GMOインターネットのプレスリリースでも昨年発表していますし、
GMO Wallet株式会社を準備会社として仮想通貨の交換および取引事業に参入 - GMOインターネット株式会社
今年5月31日には、以下のようにプレスリリースを発表しています。
仮想通貨FX、仮想通貨の売買が行えるサービス「Z.comコイン byGMO」提供開始 | GMO-Z.comコイン株式会社
ビットコイン山分けキャンペーンなどもやっているようです。
仮想通貨(ビットコイン)のFX・売買なら | Z.comコイン byGMO
GMOのサイトを見ますと、今のところ、ビットコインだけのようですが、いずれ他のオルトコイン(アルトコイン)も扱うみたいですね。
その他、カブドットコム証券マネーパートナーズグループも参入を予定しているとのことでした。
実際のお店で仮想通貨が使われるようになっていくのが普及のカギ
取引所も大事ではありますが、実際に仮想通貨が使われるかどうかが普及のカギではないでしょうか。
しかし、今のこの値動きの大きさを考えますとねぇ。。。。
もう少し安定しないとお店側が使うか疑問ですよね。
それでなければ、支払いの時点で仮想通貨から現金化できる仕組みがあるなどしないと、なかなか難しいでしょうね。お店側が現金化した時に、5倍値上がりしてました!なら、喜ぶでしょうが、逆に日本円にした時点で、大暴落中だったなんてことになったらと思いますと、せっかくの利益が吹っ飛びます。
商売で、日銭を稼いだのに!!!となることが目に見えております。
7月10日付け日本経済新聞記事では
ビックカメラの全店導入となっていますが、すぐにビットコインから日本円に現金化するのでしょうね。
さて、下の地図は仮想通貨が使えるところを赤くしているヒートマップみたいなものです。
これを見ますと、日本でも東京、大坂に偏っていましたし、アジアとしてみても、日本と韓国(ソウルかな)が赤くなっていましたが、、、、
全世界、どこでも使える通貨になるでしょうか。
Coinmapより
https://coinmap.org/#/world/38.18638677/139.70214844/5
一般のお店で使えるようになるのが先か、仮想通貨が安定するのが先か?
過去を振り返ったらどうなっているのでしょうね。