『60分でわかる!仮想通貨ビットコイン&ブロックチェーン最前線』を読書
今回は初心者の方向けにいいと思った仮想通貨の書籍の紹介です。
以前にもブロックチェーンやらフィンテックのことでかなり前から注目していたのだけど、という話を書きました( ビットコインなど仮想通貨について書いた時のブログ記事)
その頃はまだ早すぎて技術的な書籍しか見当たらなかったのです(今調べたら、興味を持ったのが2015年8月でした)私には理解できないものばかりでした。それでもすでにやっている人のツイッターをフォローしていて、理解しようとは思っていたのです。2014年12月のマウント・ゴックスの事件もあって、ビットコインが悪いわけではないのにどうも信じられない面が正直言ってありました。
それでも好奇心があるもので、無視もできない状況でした。今年に入ってからビットコインだけでなくブロックチェーンに関する話を聞く機会が何度かありました。ちなみにその時のビットコインの値段は14万円、イーサリアムが2300円台、リップルにいたっては、0.7円と1円に満たない時でした(写真撮っておいたので、記憶が残っていたw)。
その後、技術的なことが中心ではなくもう少しわかりやすい書籍を読みまして、おぼろげながらも感じをつかむことができたので、現在は仮想通貨を買ってホールドしております。
その時読んだ書籍はCoinCheckの方の本で、『いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン』というものです。
ブロックチェーンの技術的なことばかりを書くのではなく、かなりわかりやすい書籍でした。ただ文字が多くて、イラストなどによる解説ではなかったので、読書に抵抗ない人にはいいのではないかと思いましたが、パッと見てわかる、というものでもなかったのです(もちろん、大塚雄介氏の本にもイラスト入っていますが)。
しかし、基礎的なことは執筆時点での状況になりますが、網羅されていたと思っています。私の場合は、興味を持つのが前回の時も書きましたが、ビットコインピザデイだとか、ビットコインのマイニングは資本力がないとできないだとか、興味本位のところがありましたが、そのような部分も書いてありましたよ。
少し脱線しますが、マイニングのためのコンピュータは24時間、365日稼働なので発熱も大きく電気代がバカにならないなどというたぐいの話です。マイニングは現在、人件費の安い中国が中心だということや電気代が安いサウジアラビアなど一部の国に限られることなどの話ですね。
ただ先ほども書いたように文字が多めなので、これから仮想通貨のことを知りたいという人が全部読み通せるかなと思いました。
今回ご紹介する書籍なら、ポイントをつかむのにいいし、イラスト多めなのでビットコインなどの仮想通貨の初心者でも基礎的なことがわかるのではないかと思いました。
ごく最近出版されたビットコインや仮想通貨の書籍は、取引所の申し込み方とか、売買の仕方を図や写真で紹介する書籍が増えているようです。
そうなりますと、取引マニュアルみたいなものになってしまうので、そうではなく、仮想通貨の基礎的な知識を図が多くてわかりやすい書籍を、と選びました。
6月の暴落はハードフォークを行うだろうからと言われましたが
『60分でわかる!仮想通貨ビットコイン&ブロックチェーン最前線』119ページより引用
例えば、数日前にビットコインが暴落したと言われましたが、その時に「ハードフォーク」という言葉を聞いたかと思います。
簡単に言えば、つながっているブロックチェーンを枝分かれさせて2つのビットコインになるかも?ということなのですが、そのことについても、上記の写真のような感じでイラストや図解が多めで解説しています。
といいますか、ページの右側が図解で、左側が文字という構成です。
管理者不在の仮想通貨なのに、こういう変更が決まったことがかつてイーサリアムでもあったのです。それがビットコインでも起こるか?となったのです。この件に関しましては、書籍を読んでいただくとしして、このような図解多めなら読み通せる人が多いかなと思うのですよ。
いきなり仮想通貨を買ってしまうよりは、少しでも知識を入れておくと、詳しい人たちがつぶやくツイッターの話にもついていけると思うのです。
私としては、投機的なことだけでなく、ブロックチェーン技術がかなり広く産業界で応用されそうということについても知ってほしいですね。ぜひ、書籍の後半部分を読んでみてください。
>>>>60分でわかる! 仮想通貨 ビットコイン&ブロックチェーン 最前線 (60分でわかる! IT知識)
どちらにせよ、仮想通貨を買ってみたい!と思っている人で、私のように興味本位で仮想通貨を買うとか、今まで運用の経験がない人(FXでも株式投資でもいいのですが)は、大金をつぎ込むのではなく、もし自分がお財布を落としても諦められるような金額程度にしておく程度がいいですよ。
完全な自己責任の世界ですからね。
興味を持って買いたいなと思うなら、まずは少額から始めることですよ。
世の中の技術的変化を知りたいという好奇心から
何回か、仮想通貨の話を聞いてきて(ネット上ではなく、リアルの会場にて)、ブロックチェーン技術のことなど興味を持ちまして、参入です。
しかし、いつものごとく、行動がのろいため(本人確認書類などに時間がかかり、ちょうどその頃、現実にも取引所で集中していたらしい)、日本円を振込、相場に参入したときが、天井でした(笑)。
そのほか、なぜかパソコンの画面が開かず(今は解決)、スマホから買ったため操作がうまくできなかったことなどいろんな要因がありまして、参入したタイミングが悪かったみたいです(今は、買い方など画面操作に慣れましたが)。
2年前の8月から話は聞いていたのに、せめて、仮想通貨の話を聞いた(ネット上ではなく)時の今年4月にさっさと動けばよかったのですよね。
まぁ、こういうものです。
それでビットコインがどうも分裂問題があると聞きましたので、ならばイーサリアムでいいじゃないかと安易に考え、きっとビットコインからイーサリアムに移動する→イーサリアムが値が上がる、とこれまた安易に考えました。イーサリアムを買うといいかなと。
どちらにせよ、私はお小遣い程度の少額で参入です。これが何十万円、何百万円なら、もっと考えます!!!
ビットコインの分裂問題よりも世間はICOだった
そうしたら、ビットコインの分裂問題は多少あったのかもしれませんが、それよりも、ICO(たとえて言えば株のIPOみたいなもの)に世間は注目だったようです。
ちょうどその頃、大型のICO(Status)案件があって、イーサリアムが買われていただけのことでした。なんと!
情報を得ておかないといけませんね(情報をふるいにかけて、全部信じるのもいけませんが、ツイッターからの情報が早いようです)
みなさんが買いたいとICOのために、イーサリアムを買っていて、イーサリアムで送るためにイーサリアムが値が上がっていただけでした。
その後、イーサリアムを売る人が多かったのでしょうね(ICOに参加できなかったから?)
私の読みは、まったく外れて、今は、私が買ったイーサリアム6月初旬に比べて下がっております。分裂問題があるから、イーサリアムへ移らないん?みんなの注目はICOだけかい?
ということで、含み損ではないのさ(1イーサ、39,000円くらいで買っているw)
おそらく本来のイーサリアムの値段が今くらいの値段(6月下旬から7月上旬くらい)でしょう。
私が買った時がバブルだったということです。高値掴みですな。
こういうこともありますから、みなさんはくれぐれも慎重に仮想通貨に参加してください。お小遣い程度がいいです。
しかし、自腹を切ってお金を出す前と出してからの後の状況は違いますね。やはり、自腹を切らないと人間は、勉強しないわと思ったことが収穫でした。
それまで、ビットコインやら仮想通貨の勉強は私の場合、上辺だけだったのだなと、つくづく思っています。移動平均線も見なかったし。
今、3000円分だけ買ってみて仮想通貨をやってみよう!という提案(?)があるらしいのですが、おそらく、3000円でも実際に出してみるのと、出さないのでは大きな違いがあると思いますよ(1円を笑うものは、1円に泣く)。
夏休みの宿題を8月後半になってから頑張るタイプの人は特に、です。
私の場合、仮想通貨に参加してみた理由は、
- これだけボラティリティ、変動幅が大きく、ジェットコースターのように変わる相場を体験してみたかったこと
- ブロックチェーン技術について、自腹を切れば、勉強するだろう(自分を追い込む)
- 上記に関連してブロックチェーン技術を応用した、たとえば、不動産登記などの電子記録や契約関係のプラットフォームがもう少し理解できるようになるのではないかという甘い期待
- 世の中の貨幣の概念が変わるのに、ついていきたい
- 上記と関連するのですが、今は日本円は絶大な信頼がありますが、諸外国のように自国の通貨を人々が信頼しなくなったら、別の通貨を持っておくのもいいかなという予行練習のため(たとえば、日本円以外の通貨、ドルを持つ、ユーロを持つと同様に仮想通貨を持つということ)
すべて体験してみないとわからないことってありますからね。相場師だとか、投機が命!という人に比べれば、私の少額参加は、こんな程度の理由です。
とはいえ、一番の理由は、「好奇心」からかもしれません(笑)。
やってみたいなと、好奇心がある人も、まずは、お小遣い程度に様子をみましょうね。