埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

ファイナンシャルプランナー用雑記帳。専門家(DCプランナー1級取得)の視点で少額から始める投資、新しい技術、新しい製品など好奇心の赴くままを書きます

クレジットカードの払いが増えているのに、発行枚数はアタマ打ち

オリンピック前にクレカ払いのお店を増やさないとね。カード払いは増加

 

なかなか面白い記事を見つけました。 

日本ではまだまだ、現金払いが根強く、クレジットカードでの支払いは増えていないと思いきや、カード払いが右肩上がりだそうです。

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2016年4月13日付け、朝日新聞記事より

「カード払い」右肩上がり ネット通販おトク感アピール:朝日新聞デジタル

 

以下、引用は上記、朝日新聞記事より

日本クレジット協会によると、2015年のクレジットカードの利用額は49兆8341億円と前年より7・7%増えた。経済産業省の調査でもこの3年、年平均で8%増えている。  

象徴的存在は、ネット通販大手・楽天の「楽天カード」。15年の利用額は前年より20・2%増え、市場全体の伸びの2倍以上だった。

 

 

記事によると、発行枚数は頭打ちだそうですが、ひとり当たりの使う金額が増えてきているためだそうです。

 

 

米カード大手ビザによると、14年の調査では日本の個人消費支出に占めるカード支払いの割合は17%だ。年々伸びているとはいえ、米国(41%)、中国(55%)、カナダ(68%)より低い。

 

 

日本においての、それも私の観測内という狭い範囲となりますが、以前は高額の支払い時のみカード払いを店頭で見かけましたが、最近では、もっと少額でも使っているのを見かけることが増えました。

 

それでも、カードでの支払い割合は、現金払いが多そうな中国に負けています(爆買い用で、金額がはるのか?)。

 

海外旅行に行くと、支払いがほとんどカードだったのに比べると、日本ではまだまだ現金払いが好きなのかと思っていました。

 

先日も、金庫が売れているという記事を見て、まだまだ現金志向なのかと思っていました(こちらの場合は、マイナンバー対策と、マイナス金利で銀行に置いても得るものがない、という意味合いもあるでしょうが)

 

しかし、変わってきているのですね。まぁ、ネットでの支払いが増えてきた、ということもあるでしょう。スマホで買い物をする人が増えてきていますからね。

 

それと、カードによるお得な使い方、どのクレジットカードが最強か?みたいなブログ記事もよく見かけますから、お得だという噂がひろまると、あっという間に、そのクレジットカードを持つ、ということにもなるでしょう。

 

ただ、発行枚数は10年に2億7405万枚でピークに達した後、減少傾向にある。JCBの調査(15年度)ではカードの平均保有数はこの5年、3・2~3・5枚とほぼ横ばい。カード各社は「カードは行き渡り、増加は見込めない」とみており、たくさん使ってもらう工夫を凝らす。

 

日本も人口減少社会ですから、発行枚数はアタマ打ちになるのも無理ありません。それに、クレジットカードを何枚も持っていても使いこなせるものでもないし、多く持てば持つほど、盗難時に連絡するところも増えますから、維持の面でも枚数を増やす方向にはいかないでしょう。

 

新店舗ができると、すぐにクレカの加入を薦めたり、車や電話機を買うと、一緒にクレジットカードを作ってくれませんかね?と聞かれたりすることがあるかと思うのですが、こういうことをやって、加入させてもどうかと思いますよ。

 

お付き合いで作って、3ヶ月ほどしたら、解約していいですから、と言われるのって、資源のムダだし、解約するのを忘れることを狙っているようで(笑)、あまりいい気分ではないです。まるで、スマホに加入すると、ノルマがあるのか、不要なサービス付けられて、すぐに解約するのと同じです。

 

本当に、ほしいもの、欲しいクレジットカードでしたら、自分のほうから入りますって。

 

ノルマを作って無理強いするよりも、魅力的なクレジットカードを研究するほうに頭を向けてほしいものです。工夫次第で、お得で魅力的なカードを考えられるのではないかな。カード会社の社員も、頭いい人が多いでしょうから。カード会社の損ばかりとは言えないでしょ、と思うのですけどね。

 

現在も、カード各社で特典をいろいろと考えているそうですが、人のアイディアは無限でしょうから、もっと種類に富んだお得なカードが出てくることを期待しています。

 

キャッシュレスの時代になっていくのには、まだまだです

国際水準のクレジットカード決済のための環境作りということが書いてありました。

 

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経済産業省のサイトに、国際水準のクレジットカード決済環境の整備をすすめるということが書いてありました。

 

クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画2017(「実行計画2017」)を取りまとめました~国際水準のクレジットカード決済環境の整備を進めます~(METI/経済産業省)

 

未だに、日本は現金大好きの国です。それだけ現金で持ち運びしても安全な国だからと言えるでしょう。

 

しかし、世界的な流れでは現金ではなく、キャッシュレスです。

 

また、カード払いは危ないと思っている世代もあります。私の両親なんか、あれ1枚でなんでも買えるというがおかしいと、理解できないようです。それとカードを落としたらどうなるのか、心配もしています。

 

カード会社が責任をもってくれるのか、全財産を失ってしまうような感覚なのですね。

 

不正キャッシングの事件では3時間で18億円の被害

平成28年5月のあの不正キャッシング事件を覚えているでしょうか。ほんの数時間で、一斉にコンビニのATMで引き出しされたという事件です。

 

あれは、南アフリカ銀行の発行されたカードを偽造したものだったのですね。なんだか国際犯罪じゃんと記憶に残っています。あれはやはり、日本の治安がよくて、コンビニでお金を下ろすことがよくあるからでしょうね。

 

海外旅行に行くと、あまりATM自体をみないのですよ。やけに道路に面したところにあったりして、日本とは違うのです。文化の違いかなと思っていたのですが、海外では銀行に行っても、人をみかけないし。

 

 

上記のページには、国際的なセキュリティ対策についても書いてありました。こういうことの防止は、どこかが音頭を取らないと進まないのでしょう。一般社団法人と経済産業省が主体となって、協議会ができたとのことでした。

 

南アフリカ銀行の銀行で発行されたカードの偽造による不正キャッシングが日本国内のコンビニATMで一斉に行われ、約3時間の間に18億円を超える被害が生じました。 こうした不正取引被害を防止するためにも、2020年に向けて国際水準のクレジット取引のセキュリティ環境を整備するため、一昨年3月に(一社)日本クレジット協会及び当省が主体となり、「クレジット取引セキュリティ対策協議会」を立ち上げ、昨年2月に、クレジットカード会社や加盟店等の各主体が講ずべきセキュリティ対策に係る措置を取りまとめた「実行計画2016」を策定したところです。「実行計画2017」は、その後の進捗や、昨年12月に成立した割賦販売法の改正等を踏まえ、「実行計画2016」を改訂したものになります。

 

キャッシュレス自体は、どんどんすすめてほしいと思っているのですが、その一方で不正使用されないかと私たちが不安になるようでは困るのですよね。うちの親世代だと、現金のほうが持ち運びに怖いじゃんと言っても、かなり現金払いが安心と思っているフシがあります(一例をいえば、病院で入院費用を払う時、クレジットカードにしようよというのに、現金払いにすると言い張っていたのですよ)。

 

そのような面から考えると、ビットコインだとかどのように決済に使われていくのか(中国では政府を信用していないからなのか、かなり利用されているみたいですが)。決済方法というものは、ほんの10年くらいで、変わっていきそうな気もします。