埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

ファイナンシャルプランナー用雑記帳。専門家(DCプランナー1級取得)の視点で少額から始める投資、新しい技術、新しい製品など好奇心の赴くままを書きます



定年退職の前に見直すことは、住宅ローンと生命保険を早めに

定年直前になって、もしくは、定年後に慌てて考える生活設計

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定年退職後になって、現役時代にやっておけばよかったなと思うことは多くの人がけっこう共通しているものです。

 

現役時代は、毎月お給料が入ってきますし、多少苦しくなってもボーナスがあります。

 

定年退職後になってからも収入を得るあてのある人ならいいのですが、生活設計の大幅な見直しに迫られます。

 

定年後はどうしても収入面で大きな伸びが見込まれないからです。そのうえ、最近、人生100年時代に入ったということで、定年後の人生が意外と長いことに気づいていない人がとても多いのです。

 

最近は、交通事故にあうリスク、病気になるリスクなどよりも、「長生きリスク」を考えたほうがいいんじゃない、と言われているのです。

 

それで、ですよ。

 

定年までに見直せばよかったと後悔していること、ですが、

 

生命保険に加入しすぎていた

住宅ローンの見直しを現役時代にしておけばよかった

 

の2点が多いのですね。

 

この2点については、以前にも有名なファイナンシャルプランナーが書いた本を紹介した時にブログに書きました。

家計の見直しは、生命保険の見直しと住宅ローン(借り換え)でしょうね

 

そのほか、親の介護で思ったよりもお金がかかっただとか、若いうちは、これほど老後は体力がなくなるものとは思わなかったというような30代、40代には思いつかないことがけっこう出てくるものなのです。

 

年金はやたら、マスコミが騒いでいますので、年金はあてにしていない、という人はけっこういますが、年金以外のことがすっぽりぬけていることも多いです。

 

お金持ちの方々でしたら、これにプラスして相続税対策を早めに気づけばよかったということもあるでしょう。

 

定年前に(なるべく早期に)住宅ローンの見直しも必要

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住宅ローンを借りた時は、若い時ですよね。

銀行でみなさん、このタイプをお選びですよ、とか不動産会社のモデルルームで薦められたとか、あまり考えていないことがあります。

 

せいぜいネットで調べてその当時、一番金利が低いといわれたものにした、くらいですかね。

 

住宅ローンで考えなければならないことは、、、

 

定年(再雇用制度があっても収入ががくんと減ることが多いのでおそらく60歳)を過ぎてもまだまだ住宅ローンが残ってしまっている、ということに気づいていないことが多いのです。

 

そのほか、契約時に考えていたよりも返済額がアップしていたという人もいます。

 

金利変動によって返済額がアップしていた、ということもあるからです。

 

とにかくけっこう多いのが、60歳を過ぎても住宅ローンが残っているような組み方になってしまっている、ということです。

 

金利の低いうちに見直さないといけませんね。

 

かなり前に住宅ローンを借りていた人の中には、途中で金利が上昇するタイプのもので契約している人もいるとのこと。そのころには、出世していて課長か、部長かわかりませんが、給与は大幅アップする見込み、としていた人もいるでしょう。

 

しかし、実際は子どもの入学金だので教育費がかかったり、親の介護でお金を使ったり、して給与の伸びほどではなかった、ということもあります(入りと出を考えるべきですが)。

 

もともと以前の固定金利で高いままの金利で住宅ローンを組んでいたという人もいます(最初の3年間だけは優遇金利で安くなっていたタイプの固定金利のタイプも含む)。

 

一般には、定年後も住宅ローンが残っている、ということに意識が向いていなかったことが多いように感じます。

 

35歳の時に、35年ローンを組んでしまったということです。35+35=70で、70歳まで住宅ローンが続く、というものです。

 

中には、今よりもずっとずっと高い金利のまま(それも長期固定金利で)で払っている人もいるのだとか。

 

まずは、定年時の住宅ローンの残高把握を!再雇用制度があったとしても

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人それぞれに年金開始年齢は違いますが、ほとんどの人が65歳から開始でしょう。

 

60歳から特別支給の老齢厚生年金が出たとしても少ない年金額のはずです。

 

再雇用制度があったとしても収入は減っているのが実情です。それで同じ金額の住宅ローンを返し続けるのです。

 

退職金があるからいいさ、の声もありますが、この退職金こそ定年後すぐに手を付けたらいけないのですよ。人生百年時代ですから。

 

住宅ローンを借りている人の中で、30代、40代であっても(50代ならなおさら)、ぜひとも、定年時(60歳)の時点での住宅ローンはどれくらい残っているのか、試算してみてください。

 

定年時のローン残高を知っているということが第一歩ですからね。

 

年金額の増加は見込めない、介護保険や健康保険の保険料は上がる(自分の医療費、介護費用もかかるでしょうが)、定年後の人生は長い、このようなことを忘れずに。