埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

ファイナンシャルプランナー用雑記帳。専門家(DCプランナー1級取得)の視点で少額から始める投資、新しい技術、新しい製品など好奇心の赴くままを書きます



『大学進学のための全国”給付型”奨学金データブック』を買いました

「奨学”ローン”はNO!」ということで

私も一回、このような返済不要の奨学金を全部調べてみたいなと思っていたところに、このような大学進学のための奨学金に関する書籍があることを知りました。

 

私が調べたいと思ったのは、全部調べたら、きっと誰かのお役にたてるかなと思ったからです。そう思ったのは、昨年の夏頃で、いつの間にやら月日は流れ。。。。

 

そうしたら、このような書籍があったことを知りまして、さっそく買いました。

 大学進学のための奨学金を調べようと思ったきっかけ

そもそもそのようなことを思ったのは、私の甥っ子が埼玉県の奨学金の候補者として合格したからです。

 

埼玉県医師育成奨学金のご案内 - 埼玉県

 

埼玉県は医師不足、病院不足と言われていました。統計的なことはきっちり調べていないのですが、浦和だとか大宮方面はいいのですが、それ以外となると病院も医師も足りないのです。他の都道府県と比べますと。

 

それで、医学部に進学したい、将来、医師として埼玉県の地域医療に貢献したいという若者を応援しているそうなのです。奨学金として、ですけどね。

 

これは医学部、という条件付きなのですが、こういう奨学金があるのだなぁと思ったのです。

 

ひとつは、埼玉県出身者の県外医学部進学に対して、です。

 

埼玉県出身者向けの出身者奨学金(県外医学生奨学金)は、将来埼玉県の地域医療に貢献する医師を目指す方の受験の機会を広げるため、県外大学医学部(医学科)受験予定者を対象に、入学前に選考を実施し、貸与候補者を決定しています。

 

それとは別に、指定大学奨学金というものがあって、こちらは埼玉県出身者ということではなく、「出身地を問わず」となっています。将来埼玉県の地域医療に貢献したいなら、OKというものです。

 

指定大学奨学金(地域枠医学生奨学金)は、出身地を問わず、将来埼玉県の地域医療に貢献したいと考える指定大学医学部(医学科)の1年生を対象に、入学後に貸与者を決定しています 

 

ああ、貸与ね、と思われた方もいるでしょうが、この奨学金、条件を満たせば、返済免除となるのです。だから、よくある奨学金という名の「教育ローン」とは違うのです。 

 

今、問題になっているのは、奨学金の返還ですよね。公務員など安定した職業につけたらいいですが、バイトだとかで非正規雇用となった場合、会社員になったものの、ブラック企業で、働きすぎて身体を壊し、働けなくなった場合、それでも返済していかなければなりません。

 

低金利でお金を借りたい、保証人不要でローンを組めないかなど「教育ローン」を先に考えてしまう人が多いようですが、貸与ということは、いずれ返すという点を考えないといけません。

 

もちろん、減額返済だとか、猶予だとかあるのでしょう。しかし、借りたものはかりたものです。いつかは返すわけですよ。

 

それよりも、地域の公的医療機関で医師として働けば、返済免除となるのがいいなと思ったのです。

 

奨学金が返還免除となる場合 - 埼玉県

 

このように書いてあります。

 医師免許を得た後、直ちに貸与期間の1.5倍の期間、特定地域の公的医療機関に医師として引き続き勤務(特定地域の公的医療機関以外の埼玉県内の臨床研修病院で臨床研修を受講している場合を含む。)をしたとき又は特定診療科等に医師として勤務したとき。

 

しばりがあるものの、奨学金の返還免除という方法を取ることもできるわけです。

 

医学部、特に私大医学部は、ものすごく高額の学費になります。このような奨学金があると非常に助かります。もちろん、国公立大学の医学部を第一志望にしましたが、それでも、他にも受験しますから、その場合は私大となる可能性もあるわけです。

 

それがきっかけで、奨学金について調べてみたいと思ったのです。

 

最初から諦めることなく、調べてみよう 

少し調べてみましたら、自治体だけでなく、各企業でも母子家庭だとか、親がいない生徒に対して独自の奨学金を出しているところもありました。いや、企業というよりは、企業が作った公益財団法人が多かったですね。あとは慈善活動を行っている人とかですね。

 

とにかく、調べてみるとけっこう出てくるわけですよ。埼玉県の医師育成奨学金のようなしばりがあるタイプの「貸与」型の奨学金を合わせると、もっとあるはずです。

 

それと実際に大学に通っている人に聞きますと、各大学でも独自の奨学金がありまして、けっこうそれが返済免除とか、返済不要となっているものもあるようでした。

 

今回のこの『大学進学のための全国給付型奨学金データブック』ですが、この書籍の中にも書いてありますが、この書籍では、「給付金」にしぼっているデータなのです。

 

これらの他にも、入学金やら、授業料免除という形もありますし、特定の大学のみに企業が奨学金を出しているということもあります。条件を満たせば、最後は返済しなくてもいいようなタイプもあります。

 

この書籍はとっかかりとして使い、さらに進学予定の大学に聞いてみる、高校の先生に相談してみる、各自治体に聞いてみるなどあらゆる手をつくしてみてください。お金のことを心配することなく、やりたい勉強ができる環境にしてあげられるよう、まわりの人も、協力してあげてください。親御さんがいないとか、事情があって、そういう面倒をみる親族がいないこともありますからね。

 

勉強が嫌いならともかく、勉強したい生徒には勉強をさせてあげたいものです。アベノミクスで、日本はお金持ちが増えているということなので*1、お金の使い道がないという大金の持ちの方々には、ひと肌脱いでいただけるといいのですけどね。

 

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大学進学のための全国

 

*1:クレディ・スイス、「2016年度グローバル・ウェルス・レポート」によると、日本のミリオネア(資産総額100万米ドル超の富裕層)の数は2015年の2,088,000人から増加して2016年には2,826,000人。738,000人増は世界最大の増加数。世界2位を維持