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埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

生命保険より、社会保険が得意な士業兼業者のファイナンシャルプランナー用雑記帳、気になったことを書きます



個人向け国債の平成29年3月募集分から「見直し」

FP的話題

個人向け国債を先月手続きしまして

私が、ではなく私の親が、なのですが、個人向け国債を先月、2月募集分で買っていたようなのです。

 

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私は気に留めていなかったのですが、昨年12月に財務省が国債の事務手数料を見直すと発表していたとのことです。

 

平成28年12月5日付財務省のページより

 

個人向け国債の募集発行事務取扱手数料を見直します : 財務省

個人向け利付国庫債券(変動10年、固定5年、固定3年)にかかる募集発行事務取扱手数料については、平成29年3月募集(4月発行)分より以下のとおり見直します。

 

見直す、ということは、減らすということなのですね(笑)。

 

(見直し後)

個人向け利付国庫債券(固定・3年)    額面100円あたり20銭    

個人向け利付国庫債券(固定・5年)    額面100円あたり30銭     

個人向け利付国庫債券(変動・10年)   額面100円あたり40銭

 

 

今までは、この手数料があったからこそ、各証券会社は、こぞって、キャッシュバックキャンペーンなどを行っていたということです。

 

うちの親の場合、先月中に手続きを終えたそうなので、ギリギリセーフで間に合ったみたいですけどね。

 

さて、今月、3月は各社どのような状況なのか。

500万円個人向け国債を買った場合と、1000万円個人向け国債を買った場合を例にとって、見てみましょう。

 

みずほ証券の例 

500万円以上 600万円未満 10年15,000円  5年10,000円  3年6,000円

 1,000万円        10年40,000円 5年30,000円  3年20,000円

 

 

野村證券の例

ただし、3年債はキャッシュバックキャンペーンなし。5年債と10年債のみ

500万円以上600万円未満  15,000円 

1,000万円          30,000円

 

SBI証券の例

500万円以上600万円未満 5,000円

1,000万円以上1,100万円未満 10,000円

 

2月の状況に比べると、しょぼくなっているようです。全社を暗記していたわけではありませんが、全般的にそのような印象です。

 

 昨年12月の日経新聞の記事にも書かれていました。

 

日経新聞の記事より引用

個人向け国債、陰る妙味 現金贈呈などの原資圧縮  :日本経済新聞

 

個人向け国債の利回り面の魅力が薄れる可能性が出てきた。財務省が金融機関に支払う事務手数料を2017年4月発行分から減らすためだ。手数料を原資に証券会社などが実施している現金贈呈などの頻度や金額も落ちる見込み。日銀のマイナス金利政策を機に高まった人気にも水を差しかねない。  

 

個人向け国債は固定3年、固定5年、変動10年の3種類がある。年0.05%の金利を保証している。

 

手数料を原資に現金贈呈(これがキャッシュバックキャンペーンの正体)などの頻度や金額も落ちる見込み、ということで、実際、先月とは状況が異なるとの見方でした。

 

とはいうものの、上記の3社の例をみてもわかるように証券会社によって濃淡はあるようで、3年債についてはキャッシュバックをしないとか、5年債や10年債についてはキャッシュバックキャンペーンの金額を減らしたが、なんとかやっているだとか、いろいろパターンはあるようでした。

 

一応、財務省は3年債だろうが、10年債だろうが、金融機関に募集発行事務取扱手数料を払っているみたいなのですけどねぇ。どうなのでしょ。お客さんにスルーパスということにはならないのね。

 

まぁ、いずれにせよ、買う人は買うし、買わない人はキャッシュバックキャンペーンだろうとなんだろうと、買わないでしょうからね。

 

個人向け国債を検討中の人も、これを機会に証券会社に口座を開く予定という人ならともかく、いままでおつきあいのある証券会社の中から選ぶでしょうから、株の売却で利確したので個人向け国債を買うかな、という人は、それら中で、調べてみるといいでしょうね。