読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

ファイナンシャルプランナー用雑記帳、専門家の視点で気になったことを書きます



福利厚生費の負担が11万円超えー経団連という大企業の話だけど

法定外福利費と法定福利費の合計です

これを多いと見るか、少ないとみるか。

 

f:id:rumimarusr:20161129142138j:plain

どちらにせよ、大企業の話なので、一律に考えるわけにはいきませんが。

 

経団連の調査の発表によると、2015年度の福利厚生費負担が初めて11万円を超えたとのこと。

 

経団連が11月14日に公表した「2015年度福利厚生費調査」の結果によると、企業が 負担した福利厚生費、これには法定福利費と法定外福利費がありますが、その合計額は、従業員1人1カ月 平均11万627円(前年度比2.1%増)となったそうです。

その内訳としては、法定福利費が85,165円で、法定外福利費は25,462円だとのこと。

 

法定福利費がけっこういきますね。従業員ひとりにつき、1ヶ月11万円も負担しているのですね。それも、6年連続増加とのことで、これは減らないでしょ、と思います。

 

それと、法定外福利費が9年ぶりに増加したと聞きまして、これは景気がよくなったからかなと思いました。景気が悪いと、経費削減は、真っ先にこの法定外福利費ですからね。

経団連企業会員および同団体会員加盟の企業 1,646 社 回答企業数 667 社(有効回答率 40.5%)。うち製造業が 328 社 回答企業の1社当たり平均従業員数 4,583 人 労務構成 平均年齢 41.6 歳(前年度 41.8 歳)

 

1社あたりの従業員数が多いことは、経団連だなぁと感じますが、平均年齢が41歳、42歳というところだそうです。

法定福利費の内訳は

その年齢を考えての法定福利費ですね。これからも、社会保険料の負担増は、避けられないでしょう。それにしても、現金給与総額を上回る伸びって、すごいわ。それでも厚生年金保険は、経団連の会社の従業員なら、もらう時多くもらえそうだからいいですよね。

 

①法定福利費 6 年連続で増加。現金給与総額の伸び(570,739 円、前年度比 1.2%増)を上回って増加する傾向は変わらず(80 年度以降、伸びが下回るのは、7 回のみ)。 内訳をみると、健康保険・介護保険は 31,177 円(前年度比 1.5%増)、厚生年金保険は 46,441 円(同 2.3%増)、雇用保険・労災保険は 6,728 円(同 2.0%増)、 児童手当拠出金は 794 円(同 0.6%増)となった。

興味深いのが、法定外福利費

それと、おもしろいなと思ったのが、法定外福利費です。これは如実に会社の状況を表しそうなものですよね。経費削減の波をもろに受けそうですが、9年ぶりに増加とのことで、よかったなと思うのですが、中身をみてほうと思いました。

 

内訳をみると、医療・健康費用の「ヘルスケアサポート」が大幅に増加し(1,036 円、前年度比 10.6%増)、初めて 1,000 円を超えた。この要因として、昨年 12 月から義務化されたストレスチェックへの対応や健康経営の高まりが考えられ る。また「育児関連」も 387 円(同 11.2%増)となり、引き続き企業が子育て支援策を充実させていることが伺える。 

 

法定外福利費というと、社員食堂だとか、社員旅行だとか、社内の忘年会、新年会なんかかと思いましたら、医療だとか、健康費用が大幅に増加したそうで。

 

年齢も40歳代が平均ですから、健康が気になる年齢なのでしょうか。世の中健康ブームですよね。喫煙ルームとか、フィットネスルーム作るのもこういう費用になるのだろうか。社員の健康のためにということで。そういえば、社食も、メタボリック対策メニューがあるとか聞いたことがあります。人間ドック補助なんかもありますよね。

 

これが中小企業、というか、小企業でしたら、マッサージチェアなんか買ってしまうのでしょう。社員の福利厚生だ!とかで。

 

あとストレスチェックのための費用もあるのですね。こんなところにも影響あるのか。心身ともに、ということで、心の健康にも気を使わないといけませんね。退職間近の人のための、ライフプランセミナーも会社が費用をもってくれているとか聞いたことがあります。

 

育児関係も増加とのことで、やはり今は、会社もバックアップですよ。保育所利用補助やら、ベビーシッターの補助なんかもあるのかな。まぁ、大企業だからできることなのかもしれませんが。

 

どちらにせよ、こういう給与に表れないような点で恵まれているなぁと思うのが大企業の福利厚生ですよね。

 

詳しくは、以下のページを見てください。

 新着情報 | 一般社団法人 日本経済団体連合会 / Keidanren

 

http://www.keidanren.or.jp/policy/2016/103.pdf

 

よその会社の福利厚生費って、興味持ちませんか。法定外福利費が9年ぶりに増加とか、なかなかおもしろい結果でした。