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埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

生命保険より、社会保険が得意な士業兼業者のファイナンシャルプランナー用雑記帳、気になったことを書きます



NISA制度が平成26年1月から導入され

NISA FP的話題

NISAの利用状況などについて総合的な制度の効果検証

 NISA制度は、平成26年1月からだったのですね。もうすぐ丸3年になるということです。

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金融庁のサイトにNISAの利用状況や商品内容などについて制度の効果検証を実施したとのことが書いてありました。

 

制度開始から2年を経過したことを踏まえ、NISAの利用状況や販売されている商品内容及び販売態勢等について総合的な制度の効果検証を実施しました。 

 

平成28年10月21日付け金融庁のページより

 

NISA制度の効果検証結果の公表について:金融庁

 

NISA制度については、金融庁も制度を改革していこうという姿勢があるようで、以前にも勉強会に参加したことをブログに書きました。

 

yukajimu.hatenablog.jp

 

何事もやりっぱなしはよくないですから、まず、やってみてPDCAです。

 

チェックして、改善です。

 

NISAの現状は、「50歳代以下の割合は、依然として半数に満たないものの、徐々に増加」ということで、若い人にも徐々に増えてきているようです。

 

ただ、20代、30代の中には最近話題の確定拠出年金のほうで投資をしているので、という人もいることでしょう。逆にいえば、60代、70代のNISAのメインっぽい世代は、確定拠出年金の箱に入れることができないのですよ。

 

NISAはかなり金融機関も宣伝していましたから、興味をもった若い人が増えたことはいいことです。どういう制度なのだろう、ということから、投資に興味を持つ人もいるはずですからね。

 

勉強会でも、別の場所でも話題になったのですが、NISA口座を開いたもののやっていないという、非稼働口座も半数以上ありまして、それが指摘されていますが、時期をみている人もいるかと思うので、とにかくやれやれ!というのもどうかなと。

 

稼働口座においては、どれくらいの金額かといいますと、「金融商品の平均購入額は74.6万円」とのことでした。

 

今のNISAは、非課税枠が120万円ですが、平成26年、平成27年の枠は、100万円でしたからね。なんだかかなり以前に、非課税投資枠が120万円までと増額になりました!という話を聞いたと思っていたのですが、今年からだったのですね。月日の経つのは早いもの。

 

「NISA口座開設数及び買付額の推移」については、上記ページからダウンロードできる資料に書いてありました。

 

それにしても、検証結果のところに以下のように書いてあったのは、良かったです。

平成26年勘定での保有に係る金融商品については、NISA利用者の60%以上が、利益が出た又は出ている旨を回答 

成功体験は大事。

 

やってみたものの失敗したよ、という人が過半数越えしてしまうと、それを聞いた人が投資は怖いになってしまいますからね。逆に、成功した人が周りにいれば、それじゃオレもやってみるかなと思うようになりますよね。

 

それと、NISAは利益が出たら、確定したいといいますか、損益通算できないので、そうなってしまうからなのでしょうね。それは株式だと顕著に出るだろうと思いましたら、やはり以下のような記載がありました。

 

最も売却率が高いのは株式(40.9%)で、ETF(35.8%)、REIT(33.9%)が続く 

 

株式の場合、利益が出たら今のうちにと、売るでしょう。それに対して、投資信託はずっと持っている割合が高いですね。

 

それと気になるのが、これです。

NISA口座において投資信託の保有意向期間を「5年以上」とする者の割合は、証券口座一般における割合よりも低い傾向 

 

短期売買というよりも、長期分散投資がリスクが低いのですけどね。以前に書いた『3000円投資生活』の本でも、そこは強調していました。

 

保有意向は一般より短いというのは、5年という枠が足かせになっているようです。そういうわけで、積立NISAの登場、となるといいのですが。

 

同じ日、金融庁のページには、このようなものも公表されていました。

 

「国民のNISAの利用状況等に関するアンケート調査(2016年2月)」-結果報告書-の公表について:金融庁

 

 こちらは、かなり資料が多く、また老眼にはキツイ小さな文字もありましたので、ゆっくり見ていきたいと思っております。

 

ご興味のある方は、ダウンロードして見てみるといいですよ。