和田亜希子さんといえば、ミニサイト
和田亜希子さんのお話をはじめて聞いたのは、2年くらい前の時でした。ブロガーが集まる会に行った時にお話を聞いたのです。
その時も、私の中では和田さんの話はブロガーの人たちの話の中で1番か2番にあがるほど、印象に残り、ためになったお話でした。だって、家に帰ってからすぐさま、和田亜希子さんのブログやら、作っていたサイトやらを調べましたから。
私と同じく中国に留学した経歴をお持ちの方でした。
東海道五十三次ウォークとか、実際のサイトもスライドを見せて教えていただいて、おおっー、こういうサイトもいいなぁと思っていました。
その時もミニサイトを作っているとおっしゃっていまして、東京の格安ホテルのサイトだとか、東京のビアガーデンの情報サイトだとかを例に教えていただきました。
私も作ってみたいと思いながら、月日は流れ。。。。
このような書籍タイプの企画書型サイトはなかなか企画段階で、企画倒れになりがちなもので(私だけ)。
今回、和田亜希子さんの書籍が出ることは、Amazonで、けっこう早めに知っていました。すぐに、これは私が求めていた本だ!とばかり買いましたよ。
ブログとは違う、ミニサイト
それで、2年ほど前に話を聞いたときから疑問に思っていたことが書いてありました。
ミニサイトと、ブログは、どう違うの?ということです。
ブログでいいじゃないかと、思いません?私は思いましたよ。
しかし、このようにわかりやすく実例で、説明がありました。
ブログは、いわば、「垂れ流し」でもいいのです。
ミニサイトは、なんて言えばいいのでしょうか。簡単にいえば、書籍なのです。章立てして見やすくなっていて、重要な情報をまとめてある、そのようなものなのです。
だからこそ、企画が大事。
読者にとっては、ブログは探しづらいし、何か情報を求めている人にとっては、ブログより、ミニサイトのほうが役にたちます。情報をわかりやすくカテゴライズするにも企画書が必要です。
たしか、私も2年前に聞いて、軽い企画書を書こう、書こうと思いながら、ざっとしたもの、それも鉛筆書きでいいからと思っていたにもかかわらず、月日が流れて、の気がします。
その点、ブログは、旅行記でもなんでも垂れ流しでいいのです。ここがおすすめの場所だったよ、今日食べたレストランは安くてうまいとか、日々書いていく。
しかし、ミニサイトは企画に落とし込む、という作業が必要です。企画書では章立てや、想定する読者とか考えることがあります。
思いたったが、吉日とばかり、いきなりすぐに記事を書こうとする私は、こうやって企画書(簡単なものでよい、和田さんは「なんちゃって企画書」と呼んでいる)を作るのができなかったのです。
ブログの場合は、「あ、書きたい」と思ったら、いきおいで書くことができます。しかし、ミニサイトは先に企画ありです。
この企画書が大事ですし、ここができれば、ミニサイトはできたようなものです。
私と違って、企画書らしきものは作れるが、無料ブログしかやったことないし、とお嘆きのあなた。
ワードプレスの設定だけで、断念したあなた!
この書籍には、無料ブログを利用して、ミニサイトを作る方法も書いてあります。
それも懇切丁寧に、画像を用意して、目次の作り方からいろいろと説明してくれています。
最初にライブドアブログを使って、説明されていました。ライブドアブログは、初心者にも使いやすいですよね(私は、有名ブログサービスのものは、10以上使った経験あり。当然ライブドアブログも)。
あと、必要最低限のHTMLのタグも紹介されていました。
私は、サイトを作るようになってから、HTMLのタグ辞典のようなものを買いましたよ。簡単なものでいいので、あると便利です。
とにかく、和田亜希子さんのお話を実際に聞いてみると、誠実なサイト作りをしている方だと人柄もわかります。さらには、行動力もあり、面白い切り口のサイトが多いです。
本には、もちろん、和田さんが作ったミニサイトの数々(本来はもっとあるはず)がURL入りで紹介されています。また、友人の方々のミニサイトもありまして、個性あふれるミニサイトを実際(最初のカラーページにあります)見ることができます。
ミニサイトの記事数も22記事だけのものもあると書いてありました。
それくらいの記事数なら、自分にも書けると思う人もいるはずです。特に、ブログは3ヶ月で情熱が薄れて書けなくなった人なんかには、いいですね。
自分は大したことないと思うことも、意外と誰かのお役にたつはず。
ブログは3ヶ月で断念したという人は、これくらいの記事数ならできますよ。
私なんか記事の多さしかありません。濃さがなしの人です。かえって熱量ある人のほうがミニサイト向きですね。
(私は垂れ流しブログなら10年続けてます。某ブログサービスのブログは700記事ほど書きました)
特定のゲームでも、うさぎの飼い方でも、旅行記でも、濃いものが書ける人なら、10年ブログを書き続けるより、こういう完結型のほうがいいのではないかな。
あなたも、これを読んでミニサイト、作ってみませんか?
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