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平均寿命と、平均余命は違います

平均寿命、女性は3年連続世界1位から2位に

 

平均寿命や、平均余命について、平成28年7月27日、厚生労働省が発表しました。

平成27年簡易生命表の概況|厚生労働省

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これは新聞各社、マスコミでも報道されていましたね。

 

日本人の平均寿命 男女ともに過去最長に | NHKニュース

 

平均寿命のことが比較的多く取り上げられますが、平均余命とは違いがあります。

 

平均寿命は、0歳の赤ちゃんがどれくらいの年齢まで生きられるかということです。

平均余命はあと何年生きられる?これが実感に近いかも

それに対して、平均余命は、ある年齢、50歳なら50歳の人、65歳なら65歳の人が、あと何年生きられるかを推定したものです。

 

平均寿命をみますと、女性は87.05歳ですよね。そうなりますと、約87歳の平均余命はあと0年か?というと違います。

 

これを見てもわかるように、平均余命の場合は、その年齢でお亡くなりになった人は除いて計算されています。

 

そのため、平均余命と平均寿命は違いがあります。近い年齢の85歳女性の平均余命は、8.4年と書いてありますから、おそらく93歳くらいまでは生きるかなと。

 

ここらへんは、年金アドバイザーのテストを受けた時にも勉強しました。あとは、生命保険の勉強でもやったかな。

 

上記の厚生労働省のページを見ますと、主な年齢の平均余命がダウンロードできるようになっています。

 

私も近い年齢でみてみましたよ。あと、33年、34年ほどは生きられるかな。

 

これは、気にして見ている人もいるようで、自分は統計的にはあと○○年生きられそうだから、それくらい生きるつもりで、貯蓄を考えているとのことです。すごいですよね。準備ができている人ですね。

 

ちなみに、男性は日本の場合、世界第4位だそうです。女性との差が6,26歳ですから、統計的に考えると、同じ年生まれの夫であっても、妻は夫亡き後も生きているわけです。さらに年下妻でしたら、夫亡き後10年位ひとりで暮らすことになりますね。

 

まぁ、現実にはお子さんと暮らすとか、あるのでしょうが、夫婦ふたりに慣れている人は、夫亡き後も考えておくことが必要になります。さらに、年の差婚で20歳も若い妻なら、もっとです。

 

しかし、統計は統計ですから、予定通りにいかないのが世の常なのですが。