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埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

生命保険より、社会保険が得意な士業兼業者のファイナンシャルプランナー用雑記帳、気になったことを書きます



家族信託はノーマークでした

つぶやき 勉強会、研修

家族信託はけっこう使えるかもと思った勉強会でした

さすがに聞いたことくらいはありましたが、信託について、改めて知る機会になりました。

 

FPの継続教育研修での話です。埼玉県の大宮ソニックシティの大ホールにてお勉強です。

 

家族信託なんて、成年後見やら、遺言、遺産分割関係の業務をやっている行政書士なら知っておくべきだろうけど、私の場合、民事関係自体をやっていなかったので、ノーマークでした(もちろん、FPとしても)。

 

許認可しかやっていなかった人なので、家族信託という言葉自体は、聞いたことがありますが、それ以上を勉強しようとは思わなかったのです。それで、正直、今回の研修も参加しないでおこうかと思ったくらいです。

 

食わず嫌いということですね。こういう機会でもなければ、活用場面などを知らないままでした。

 

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それにしても、ソニックシティの大ホールに、私は一回くらいしか行ったことがないように思います。確かクラシックかなにかのチケットをいただいて行ったことがあるくらいです。

 

それが、今回はお勉強なのです。

 

家族信託とは、何か。家族のための民事信託です。私が知っていたのは、主に、障害者、特に、お子さんが知的障害者の場合の活用くらいでした。親なき後が心配ですからね。

 

それだけでなく、認知症の方のためにも使えるのですね。

 

信託と成年後見制度は、それぞれ別個の仕組みですが、信託は成年後見制度を一部代わりになりますし、併用されて活用できます。いわば、「成年後見制度の隙間を埋める制度」なのだそうです。使い勝手がいいのです。

 

それと、私のイメージでは信託の受託者は、個人だと思っていましたが、法人もあるのですね。受益者(個人)の財産管理のための民事信託を目的とする法人もあると聞きました。

 

ただし、定款には工夫が必要ですね。信託の受託法人ですから、そのつもりで設立しないといけません。ネットに落ちている雛形なんて、もっての外です。

 

実際に信託を利用しようと調べる場面を考えると、相続対策としての活用が多いのかなとも思いました。

 

相談が多そうなのは、事業承継の場面でしょうか。すでに後継者が決まっている場合がそうです。事業用の財産、すなわち株式やら事業用の土地建物などの不動産を信託移転して管理してもらい、さらにそれを確実に、後継者に承継させるためのスキームです。

 

ただ、これは後継者が決まっている場合のことであって、まだ決まっていない場合、例えば、候補者の子どもが数名いるだとか、孫まで考えているだとか、これから後継者を決めるということで、信託を考える場合は、信託条項が複雑になるとのことでした。こういう場合は、信託に詳しい専門家によく相談する必要があります。

 

専門家も、誰でもいいというわけではありません。弁護士の先生だって、この分野に強いというものを持っているのですから、信託のことは、信託に詳しい専門家を選んだほうがいいでしょう。最近は、司法書士の先生の広告を見かけます。あとは、相続対策を専門としている税理士の先生でしょうか。

 

本来は、活用されるべき家族信託なのですが、一般の方はまだまだ知らない方が多いことでしょう。

 

最後に、大宮ソニックシティのホールからの眺めです。一番上の階に行ってみて、写真を撮ってみました。

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