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埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

ファイナンシャルプランナー用雑記帳、専門家の視点で気になったことを書きます



自分の該当する最低賃金も知っておこうー新社会人のためのシリーズ12

最低賃金は、地域別最低賃金と特定最低賃金が決められているうえ、よく変わっていますので、最新の情報を知る必要があります。

 

少なくとも、自分が住んでいる地域の最低賃金くらいは知っておきましょうね。

 

最低賃金は、なにも正社員で働いている人だけが関係するものでもありません。学生のアルバイトにも適用があります。主婦のパートだって適用です。定年退職後の契約社員もそうです。

 

年齢、性別関係なしに、最低賃金以上になっていないといけないのです。

 

簡単に最低賃金といいますが、計算方法があります。

1,時間給の場合は時給ですね。

2,日給の場合、日給÷1日の平均所定労働時間で計算します。

3,月給の場合、月給÷1ヶ月の平均所定労働時間で、計算します。

4,上記1,2,3が組み合わさっている場合、

基本給は日給だが、手当は月給の場合

基本給部分は、日給なので2の方法、手当部分は月給なので、3の方法で計算しまして、それを合計します。

 

いわゆる日給月給の人は、月々のお給料は違っていると思います。日給1万円の場合、4月は20日働いたので、20万円だったが、5月は18日働いたので18万円のようになっているかと思います。日給は2の方法で計算します。ただ、その場合でも職務手当が月2万円のように固定されていますと、そちらは、3の方法で計算することになります。

 

最終的には、時間給にしてから最低賃金の金額と比較してみるということです。

 

なお、最低賃金の計算に入らない手当などがありますから注意が必要です。

 

 (1)臨時に支払われる賃金(結婚手当など)

(2)1箇月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与など)

(3)所定労働時間を超える時間の労働に対して支払われる賃金(時間外割増賃金など)

(4)所定労働日以外の労働に対して支払われる賃金(休日割増賃金など)

(5)午後10時から午前5時までの間の労働に対して支払われる賃金のうち、通常の労働時間の賃金の計算額を超える部分(深夜割増賃金など)

(6)精皆勤手当、通勤手当及び家族手当

 

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参照:厚生労働省最低賃金制度サイト

 

上記の図をみるとわかるように、意外と最低賃金の計算に入らない部分は多いのです。自分は、けっこう給料をもらっているから、最低賃金なんて考えたこともない、絶対それ以上で働いているよ、という人が時間外手当や、休日手当、深夜勤務手当などを入れて計算していた、ということもありえますから、よくその点にご注意を。

 

派遣社員の場合ですが、派遣先、派遣元どちらの都道府県の最低賃金が適用されるでしょう。

例えば、千葉県に住む人が、東京都にある派遣会社から、埼玉県にある派遣先に派遣されて働いています。その場合は?

 

これは派遣先の最低賃金が適用になります。埼玉県の最低賃金を見ないといけません。

 

また、最低賃金は地域別最低賃金が有名ですが、特定最低賃金(産業別といわれるもの)もあります。

 

福岡県の派遣元から、大分県の鉄鋼業の派遣先で働いた時は、大分県の鉄鋼業の最低賃金を見る必要があります。

 

厚生労働省のサイトに、日本地図から最低賃金を簡単に調べられる特設サイトがありますが、特定の業種の場合は、この地域別最低賃金だけをみるのでなく、このサイトのなかにある最低賃金「比較チェック」の部分をクリックして詳しく見てみるといいでしょう。

 

最低賃金制度

 

pc.saiteichingin.info