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埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

ファイナンシャルプランナー用雑記帳、専門家の視点で気になったことを書きます



奨学金制度を利用している人は半数以上とのこと

奨学金制度の利用をためらうことなく

奨学金制度を利用している人は、少数派でもなんでもなくて半数以上が利用しているとのことです。

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ですから、諦めないで利用してほしいです。最近の学生の状況については、よくわかりませんが、私の若い頃は夜学に通う人、通信制を利用する人もいました。数年働いてから、大学に行く人もいました。

私自身も初級の国家公務員試験を受験していまして、もし、学費が高い大学しかなかったら、高卒後公務員として働きながら夜学、もしくは、数年働いてから進学ということも検討してたのですが、その後なんとかなりまして、進学できました(私の話はどうでもいいことですが)。

 

通信制に関してですが、例えば、中央大学法学部には通信制もあって、今も司法試験に挑戦する予定の人も学んでいるようです。昭和の時代はこの通信制を利用して大学を卒業し、司法試験(昭和の話なので、旧司法試験)に合格した人が少なからずいたとのことです(そのためなのかなんなのか、中央大学の司法試験合格率は1960年代、70年代高かったと聞きます)。

 

名前はあげませんが、通信制卒業の有名な弁護士の先生もちらほらいらっしゃるようです。今は、新司法試験になって減っているようですが、それでも学部時代は通信制卒業でも合格者はいるようです。

 

司法試験という例しか出しませんでしたが、このように苦学生はいつの時代もいますので、まわりにそういう人がいないだとか、自分だけとは思わずに、勉強することを諦めないでほしいです。

 

昼間部の大学に通うほうが友人も多くでき、いいのかもしれませんが、自分の学びたい勉強(学部)に夜間や通信制もあるなら検討してみる余地はあると思いますよ。学びたい道を放棄しないでほしいです。

 奨学金制度には、有名なものだけでなく

さて、奨学金制度として有名なのは独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)です。この制度にはいろんな意見があると思いますが、それでも無いよりはいいので、使い勝手のよいものに変わっていくことを望みます。

 

返済義務のある「貸与型」と返済義務のない「給付型」がありますが、給付型は留学用です。

 

貸与型のうち、第一種奨学金は無利息ですが、第ニ種奨学金は利息が付きます(年3%が上限)。貸与が終了すると、返済が始まるので、気をつけてください。続いていく後輩たちのためにも返済を、とのことですが、この点に関して様々な意見がありますが、ここでは制度の紹介にとどめておきます。

 

さて、貸与といえど、選考がありまして、第一種は、特に優れた学生・生徒で経済的な理由により著しく修学困難な人となっています。第二種奨学金は、第一種奨学金よりゆるやかな基準です。

 

第二種奨学金の利率の算定方法として、

(1)利率固定方式

(2)利率見直し方式

いずれか一方を第二種奨学金を申し込む際に選びます。住宅ローンの時みたいですね。

住宅ローンの場合は、固定金利型、変動金利型、固定金利選択型ですが。

 

自分が選んだ利率の算定方法は、貸与期間が終了する年度の一定時期までは変更することができるようになっているとのことですが、これってどの程度なのでしょうか。すぐさま変えられるのか。

 

利率固定方式は、読んで字のごとく貸与終了時に決定した利率が返還完了までずっと続きます。今のような金利が低い時はいいですね。 市場金利が上昇した場合であっても、返還利率は変動しないのですから。

 

利率見直し方式は、だいたい5年ごとに見直された利率が適用されます。

(5年毎のうち、返還の期限を猶予されている期間及び減額返還が適用されている期間の月数を2で除した月数を除きます)

 

このような公的意味合いがある奨学金ですから、サラ金系のような暴利はなく上限が決められています。利率は年3%が上限です。それと、在学中及び返還期限猶予中は無利息になっています。

 

世の中マイナス金利の時代ですから現在は、かなり低い利率でいいのですが、利息というのは無視できないものです。自分が投資信託とか運用してみるとよくわかります。

 

日本学生支援機構のほか、各大学でも個別の奨学金制度があります。さらには、民間企業や団体の奨学金制度もあります。福祉協議会のものもあります。

 

例えば、

児童の自立促進に関わる事業|東京都社会福祉協議会

 

「児童養護施設出身者で大学などに進学する生徒のために 」として、

西脇基金について|東京都社会福祉協議会

 

がありますが、

昨今の利率低下により、その運用益だけでは必要な給付財源を確保できません。28年度より、月額を3万円から2万円に引き下げて給付を継続していくこととしています。

このようなことにも利率低下の余波が来ています(余談ですが)。運用益ではやっていけない、とのこと。

 

 震災で親を亡くした子のためには

公益財団法人みちのく未来基金 | 震災遺児に進学の夢を!

 

ついでに、このような支援プログラムもありますよ。

カナエール 公式Webサイト | 児童養護施設からの進学を応援する奨学金支援プログラム

 

日本政策金融公庫の教育ローン

その他、借りるのが保護者ということになりますが、日本政策金融公庫には、35年以上の実績がある、教育一般貸付があります。国の教育ローンということで、最高350万円まで(海外留学は一部限度アリで、450万円まで)、固定金利(最新のものでは年1.9%)で、在学中は利息のみの返済も可能です。

 

利用可能な世帯の年収の上限が子どもの数によって違っています。日本学生支援機構の奨学金制度と併用可能です。いずれにしましても、審査があります。