埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

ファイナンシャルプランナー用雑記帳、専門家の視点で気になったこと、新しい技術、新しい製品など好奇心の赴くままを書きます



カフェテリアプランを知っています?勤務先の福利厚生制度

会社の福利厚生制度で上乗せありの場合も

4月は会社に新入社員が入ってきて、福利厚生について注目される時だろうなと思いまして、書いてみようかと。新入社員の方は、昨日、初めてのお給料日だったのではないでしょうか。20日のところや、月末のところもあるかと思いますが、多くは25日でしょう。

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こういう機会を逃すと、福利厚生のこと、意識しないままになってしまいますからね。

 

健康保険、雇用保険など公的な保障の他にも、勤務先によっては、様々な福利厚生を用意しているところもあります。大企業は、特にそうですね。このような点が、給与だけを見ていてはわからない点なのですよ。

 

給与が低いからと言ってガッカリすることもないのです。福利厚生ががっちりしている会社もあるのですから。

 

余談ですが、現役世代には多少給与が低くても、退職金がいいとか、天下り転職先がたくさんあるとか(人脈をねらってなどで)、年金が上乗せありとか、本当に給与だけを見ているのではわからないことって世の中にはありますから。そのうえ、そういう組織にどっぷり入っていると、本人がその重要さに気づいていないなんてこともありますけどね。

 

余談はさておき、最低限のところは法律によって決められていますから、例えば、ある健康保険組合の健保では高額療養費制度ない、ということには絶対なっていません。協会けんぽや、健康保険組合による違いはなく、最低限の仕組みは確保されています。それ以上のものにするのは、オッケーです。

 

例えば、以前にも書きましたが、健康保険組合のほうが協会けんぽより一般的には厚い給付になっています。高額療養費制度において、健康保険組合によっては、法定された金額よりも、付加給付としてもっとお金が返ってくることあります。

 

そうなりますと、たとえ高額な医療費かかったとしても、ほんの少しの自己負担で済みます。そのような制度がある人なら、何も高い保険料を払って医療保険に入る必要もなくなるということです。貯金でまかなえますね。

 

他にも、人事や総務の人から説明があったと思いますが、家賃補助、住居費手当、独身寮、慶弔金制度、資格試験の費用補助、健康診断、人間ドック、社員のクラブ活動への補助、保養所がある、レストランがあるなど会社によって、いろいろな福利厚生を備えているかと思います。

 

カフェテリアプランとは

このような福利厚生を説明された時に、カフェテリアプランという言葉を聞いたことがある人もいるかと思います。

 

今までの福利厚生ですと、人によって隣で働くAさんは、いろんな福利厚生を受けられるようになっているのに、自分は受けられるものがないということがありました。

 

ある人だけに集中して、ほかの人は全く無し、なんてこともあったのです。同じ会社で働く人でも年齢や性別、場合によっては地域による違いがあったのです。

 

せっかくの制度があったとしても一部の人だけの特権になってしまっていては福利厚生制度を作った意味がありません。そこで出てきたのがカフェテリアプランです。

いくつか福利厚生の制度を用意して、その中から使いたいものを選ぶという形のことです。

 

最初に、ポイント数を用意して、その範囲内で自由に使っていいよ、とするのです。

 

ある人は、資格試験の補助、食事利用補助、住居費用補助に使い、ある人は宿泊用補助、スポーツジムの利用補助、メンタルヘルスケアの補助に使う、といったように、自分が使えるもの、使いたいものにポイントを使います。

 

それぞれの補助や制度にはポイント数がついていて、保養施設を使ったら200ポイント、人間ドックを利用したら、150ポイントのように決まっています。

 

中には、制度はあるのに、誰も使っていないようなものもあるでしょうから、ポイントの利用具合によって、これは廃止にしようということも決められますね。

 

福利厚生があっても一部の人を優遇するためだけにあるような制度でしたら、他の社員から不満がでます。カフェテリアプランのような、ある程度公平性が保てるものはいいですよね。