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埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

ファイナンシャルプランナー用雑記帳、専門家の視点で気になったことを書きます



今国会で、成立なるか、確定拠出年金改正法

個人型だけでなく、確定拠出年金法の改正があります

前回の国会で決まると思ったのですが、継続審議となった確定拠出年金法の改正です。

以前にも、ブログに書きました。

確定拠出年金を専業主婦も利用できるらしいが

 

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すぐにでも決まると思いきや、やっと参議院本会議で可決され、今国会で成立する見通しとなりました。長かったですね。とは言うものの、まだどうなるのかわかりませんが。

 

4月15日付、産経ニュースより

私的年金改正案が参院通過 今国会中に成立へ - 産経ニュース

 

まだ、詳しい内容がわかりませんが、法律案どおりとなったのでしょうか。それとも、細かい修正が入ったのでしょうか。とにかく、成立となりますと、加入できる人がかなり増えます。

 

案のとおりでしたら、現役世代は、専業主婦であっても、公務員であっても加入できることになります。今まで、金融機関があまり熱心に確定拠出年金をすすめてこなかったのですが、これからは頑張って営業に来るでしょうか。

 

特に、公務員の方々は、被用者年金一元化で職域部分が廃止され、あらたに年金払い退職給付が創られました。今までとは違いますので、公的年金の上乗せ部分を増やす意味でも、確定拠出年金に加入する人が増えるのではないかと思います。

 

このように個人型の確定拠出年金のことばかり見かけますが、確定拠出年金は企業型もあります。実は、企業型のほうが加入者は多いのです。

 

企業がお金を出してくれるのですが、運用は自己責任です。この企業型確定拠出年金制度がある人も加入できるようになりますが、前回のブログにも図を載せましたように、いくらでもお金を確定拠出年金に拠出できるわけではなく、専業主婦などの3号被保険者、自営業などの1号被保険者、2号被保険者でも会社に制度があるかないかなど、人によって違いがあります。

 

また、改正では、簡易型確定拠出年金制度も予定されていましたので、それがどうなったのか、国会で成立したら、決まった内容をみたいと思っています。

 

それと「個人型確定拠出年金への小規模事業主掛金納付制度」もできると言われていましたが、すべて中小企業向けを念頭に置いたものでしょうね。大企業ばかりが確定拠出年金の制度を整備しているとしても、日本は中小企業にお勤めの方が多いのですから、なんとかこれを機会に、いろんな会社が検討していただけるといいなと思っております。

 

なんせ、公的年金の給付水準が下がるのは目に見えてるのですから。会社で、確定拠出年金の制度がある方は、60歳になるまで引き出しができませんが、税制上有利な点があることや、これからは減る一方の公的年金を補完するためにも、加入を検討したほうがいいですよ。

 

まぁ、背に腹は代えられないという状況の人でしたら、ムリは申しませんが、アリとキリギリスの寓話も考えておきましょう。

 

いずれにしても、私が気になるのが、改正法の施行日です。調べてみたら、いくつか施行日が変更(後にずれる)となるようです。また、正式にわかったらブログに書きたいと思っています。