埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

ファイナンシャルプランナー用雑記帳、専門家の視点で気になったこと、新しい技術、新しい製品など好奇心の赴くままを書きます



確定拠出年金を専業主婦も利用できるらしいが、

確定拠出年金の改正が国会で審議中

今の時点では、参議院で審議に入ったと聞いている確定拠出年金の改正ですが、ざっくりいいまして、公務員と専業主婦が加入できるようになるというのが、もっぱら取り上げられているようです(公務員だけでなく、共済加入者なのでもう少し範囲は広いのですが)。

 

公務員も共済と厚生年金保険と一元化になりましたから、今までのような職域加算がなくなって(名前は変えて、退職等年金給付として少し残るようですが)、年金の上乗せができるようにとの配慮からでしょうね、公務員も加入できることになる予定です。

 

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引用:厚生労働省のPDF

専業主婦の加入は増えるのか

専業主婦に関しては、3号被保険者ということで、年金保険料を払っていないのに、確定拠出年金にはお金を払えるのか、という疑問点もあります(専業主婦は、扶養されているので、年金保険料を払う余裕が無い、ということがあったはず。同じ子育て中でも、シングルマザーは1号または2号なので、年金保険料払いますが)。

 

それにそもそも、3号被保険者なら、税金(所得税)を払っているのか、払っていたとしても少額ではないのか、ということで、どれだけ優遇措置が活用できるのだろうかという点はあるでしょう。

 

確定拠出年金のメリットとしては、全額所得控除できるということでしょう。

しかし、減らすべき所得税、住民税がゼロ(または少額)ならば、あまり意味がないですよね。

 

運用益の非課税とか、受け取る時の優遇措置とかをねらえばいいのでしょうけれど。

 

それに、確定拠出年金は手数料が必要ですから、口座管理手数料、事務手数料、それに口座開設時もありますね。

確定拠出年金は、60歳まで解約できない、ということもお忘れなきようにしたいものです。

 

急にお金が必要になった時のための貯蓄、ということではなく、あくまでも、年金の積立ですから。年金の上乗せのために、優遇措置があるということです。

 

他にも改正事項あり

その他、今回の改正では、運用の改善や、企業年金としての拡大策として、簡易型DCの創設、DBからDCへのポータビリティ改善なども上がっているようです。

 

私が気になるのは、従業員100人以下の 中小企業だけが利用できるといわれている制度です。個人型の確定拠出年金に加入している従業員が出しているお金に追加して事業主からも拠出ができるという『個人型DCへの小規模事業主掛金納付制度』が創設されることです。

 

しかし、すべては国会で成立したらということになります。