埼玉のファイナンシャルプランナーのブログ

ファイナンシャルプランナー用雑記帳、専門家の視点で気になったことを書きます



介護保険料は滞納(未納)しないで、窓口に相談に

国民年金保険料と考え方は同じ

前回から引き続き、介護の話です。

 

前回は、介護に関することで、何か悩んだら「地域包括支援センター」に行くといいよと書きました。

 

それこそ、地域によって、高齢者相談センターとか、名称は異なるようですが。

とりあえず、地域包括支援センターの名称と場所は確認しておきましょう。

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それで、介護のサービスを受けるには、保険料を払っていることが前提となります。

介護サービスを受ける人、大抵の場合は、親御さんだと思いますが、その受ける人が介護保険料を払っていないといけないのですよ。扶養しているから、と言ってお子さんが自分の介護保険料は払っているからいいだろうとか、そういうことではありません。

 

ほとんどの方は、年金から天引き(65歳以上)されているかと思います。

なお、第2号被保険者といいまして、40歳から64歳の人たちは、健康保険料と一緒に介護保険料が引かれているかと思います。

 

さて、65歳以上の場合です。

年金から天引きの方はいいのですが、それ以外に個別徴収となっている方がいらっしゃいます。その方の場合が、介護保険料の未納が発生しやすいのです。

年金額が年額18万円未満の場合は、送られてくる納付書で払います。

年額18万円未満ですから、月額にすると、15,000円未満ですか。

 

おそらくそれくらいの方ですと、申請すれば、猶予だとか、免除になるのでは、と思うのですが、どうでしょう。

 

しかし、国民年金保険料と同じく、放置はいけません。それでは、未納になってしまい、ペナルティとなるからです。けっこう、国民年金保険料は、未納の話を聞きますが、それは損というのと同じ。

 

国民年金保険料も、未納(滞納)、免除や猶予申請するのではまったく違うように(老齢年金が税金分は出る、障害年金、遺族年金、老齢年金の受給資格期間にカウントされるなど)、介護保険料も市区町村の介護保険料を担当する窓口に行って、免除、猶予、減額の申請をしなければいけません。未納となると、ペナルティがあるからです。

 

介護保険料の滞納の場合、どれくらいの年数を滞納していたのかにもよります。

 

1年以上滞納でしたら、本来は、1割負担ですむところを、全額自己負担になります。その後、手続きをすれば、後から9割返してもらえるのです。

 

これが1年半以上となりますと、上記の9割返してもらえる時、一定額を差止めされます。滞納分の保険料を支払わないといけなくなるのです。滞納分の納付がされないとなると、差止めされた一定額の中から一部を差し引かれます。

 

さらに2年以上滞納となると、2年以上の分は、介護保険料は納付できなくなり、サービス利用料も、一定期間3割負担になるそうですよ。ほかにもペナルティがあるとのことです。

 

とにかく、知っておくことは、どんなペナルティになるか、という内容ではなく、滞納しないこと、です。経済的に困難な場合は、放置して未納にしておくのではなく、免除などを申請してください。

 

これら免除や猶予などの申請は、自分から行わないとダメなのです。行政側は、あなたは該当者ですから、申請してください、と教えてくれるものではないのです(そういう意味では自己責任です。自分のことは、自分で動かないといけないということで)。

 

行政側から何か払って下さい、と言う時、経済的に支払うのが困難な場合は、その行政側の担当窓口に相談する、ということを覚えておくといいです。